【重要】スプレッドオフィス 軽減税率・インボイス対応機能設定ガイド

コラム

軽減税率対応機能の設定方法、操作方法についてご紹介したいと思います。

【Spreadoffice帳票】軽減税率設定方法

軽減税率機能の利用設定(2ステップ)

まず、10%と8%が混在する帳票を作成できるように機能を有効化し、対応帳票を選択します。

「自社設定」→「自社情報」→「システム設定」→「■全体的な機能」→「軽減税率機能を利用する」
設定項目 操作手順 目的
機能ON/OFF 自社設定自社情報システム設定■全体的な機能 で「軽減税率機能を利用する」をONにする。 10%と8%の税率混在を可能にする。
帳票選択 自社設定帳票設定 で、軽減税率対応の帳票(全22種類)を選択する。 帳票に軽減税率の表記を反映させる。

帳票作成時の操作方法

軽減税率機能をONにすると、以下の操作が可能になります。

  • 明細行ごとの税率設定:
    • 帳票作成時、明細行ごとにプルダウンから税率(10%または8%)を選択して設定できます。
    • (初期値は「金額・符番設定」に登録されている税率が反映されます。)
  • 商品マスタへの税率登録:
    • 商品マスタ登録時にも税率を登録できるようになります。
    • 商品検索機能をよく使う方は、あらかじめマスタに税率を登録しておくことをお勧めします。

図1

軽減税率用の帳票を選択

「自社設定」→「帳票設定」で軽減税率対応の帳票を選択してください。
軽減税率対応の帳票は全部で22種類(縦、横)になります。

図2

軽減税率対応の帳票作成方法

軽減税率機能を有効にすると、帳票作成時に明細行ごとに税率を設定できます。

初期値としては「金額・符番設定」で登録済みの税率が自動で反映されますが、税率を変更したい場合は、各明細行のプルダウンから10%か8%かを選択してください。

図4

商品マスタに税率登録

軽減税率機能をONにすると商品マスタ登録でも税率を登録できます。
帳票作成時に商品検索機能を使用する場合は、商品マスタで税率を登録します。

図5

軽減税率対応帳票の印字内容

税率が混在した帳票を出力すると、自動で以下の表記が追加されます。

  • 品目欄に「※」印字: 8%(軽減税率)で登録されたデータの品目欄に「」マークが付きます。
  • 備考欄に注釈: 「※」マークに関する注釈が備考欄に印字されます。
  • 税率別合計の印字: 帳票の最下部に、10%と8%それぞれの小計額および消費税額が分けて印字されます。

図3

消費税率の変更方法

ユーザー様自身で、以下の操作により標準税率への変更が可能です。

  • 自社設定自社情報金額・符番設定タブで消費税率の変更を行ってください。

【注意】 この設定を変更すると、それ以降に作成するすべての帳票に新しい税率が反映されます。変更前に作成した既存の帳票データが上書きされることはありませんのでご安心ください。

 

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【重要:その後の法改正について】

ご紹介した軽減税率対応機能(10%・8%混在)のリリース後、さらに令和5年(2023年)10月1日よりインボイス制度(適格請求書等保存方式)がスタートしました。

インボイス制度では、仕入税額控除を受けるために、帳票に「適格請求書発行事業者登録番号」の記載が必須となります。スプレッドオフィスでは、このインボイス制度にも対応した帳票フォーマットを提供しております。

既に軽減税率への対応を済まされたユーザー様も、ご自身の登録番号のシステム登録と、インボイス対応帳票への切り替えが完了しているか、今一度ご確認ください。

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