「請求書をエクセルで作るんだけど、計算が面倒くさい…」
「毎回電卓を叩いて入力していて、ミスがないか不安…」
そんな悩みを解決するのが、エクセルの「自動計算機能」です。
ここでは、初心者の方でもすぐに使える、請求書を自動計算で作成する3つのステップを解説します。
ステップ1:項目ごとの合計を自動で計算する
まずは、商品ごとの合計金額を自動で計算できるようにします。
たとえば、「単価」と「数量」の項目があれば、「=単価×数量」という簡単な式を入力するだけです。
- 合計金額を表示したいセルをクリックする
- キーボードで「=」(半角)を入力する
- 「単価」のセルをクリックする
- キーボードで「*」(アスタリスク)を入力する
- 「数量」のセルをクリックする
- Enterキーを押す
たったこれだけで、自動で合計金額が計算されます。もし単価や数量を変更しても、合計金額は自動で更新されます。

エクセルでは、「かける」を表す記号は「×」ではなく「*(アスタリスク)」を使います。
ステップ2:合計金額を自動で計算する「SUM」関数
次に、複数の項目の合計金額を一つにまとめる方法です。これは「SUM」という関数を使います。
SUMは、指定した範囲の数字をすべて足し算する関数です。
- 合計金額を表示したいセルをクリックする
- キーボードで「=SUM(」と入力する
- 合計したい項目(単価×数量で求めたセル)をドラッグして選択する
- キーボードで「)」と入力する
- Enterキーを押す
これだけで、選択した全ての合計金額が自動で計算されます。

様々な書類で使うのがSUM関数。まず一つ覚えるとしたらこの関数!
ステップ3:消費税を自動で計算し、最終的な請求金額を出す
最後に、消費税を計算して、合計金額に加えます。
ここでは、合計金額に1.1(消費税10%の場合)をかける方法を使います。
- 合計請求金額を表示したいセルをクリックする
- キーボードで「=」(半角)を入力する
- ステップ2で出した「合計金額」のセルをクリックする
- キーボードで「*1.1」と入力する
- Enterキーを押す
これで、消費税を含めた最終的な請求金額が自動で算出されます。

請求書に消費税は付きもの。先述しましたが、掛け算は*アスタリスク
さらに自動化!知っておきたい便利関数
請求書をより効率的に作成するために、知っておくと便利な関数を3つご紹介します。
VLOOKUP:商品名を指定すると、単価が自動で表示される
VLOOKUPは、特定のデータ(商品名など)を検索して、関連する情報(単価など)を自動で引っ張ってくる関数です。
あらかじめ商品リストを作っておけば、商品名を入力するだけで単価が自動で表示されるようになります。
Excel
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索方法)
IF:請求金額が10万円以上なら「送料無料」と表示する
IFは、「もし〜ならば、…する」という条件分岐の処理を行う関数です。
たとえば、「合計金額が10万円以上なら送料無料と表示する」といった設定ができます。
Excel
=IF(条件式, 真の場合, 偽の場合)
SUMIF:特定の商品の合計金額だけを計算する
SUMIFは、「特定の条件を満たす項目だけを合計する」関数です。
たとえば、「りんごの売り上げだけを合計する」といった使い方ができます。
Excel
=SUMIF(範囲, 検索条件, 合計範囲)
請求書を自動化する3つの大きなメリット
エクセルの関数を使いこなすことで、請求書作成はかなり効率化できます。しかし、請求書作成をさらに自動化することで、以下のような大きなメリットが得られます。
- ミスを徹底的に削減 手動での入力や計算が減るため、ヒューマンエラーによる金額ミスや入力漏れがなくなります。
- 作業時間を大幅に短縮 顧客情報や商品情報を登録しておけば、必要な項目を選択するだけで書類が完成します。作成から発行までの時間が大幅に短縮され、他の業務に集中できます。
- 管理が楽になる 請求書を自動で管理できるため、過去の書類を探したり、未入金をチェックしたりする手間が省けます。
まとめ:エクセルでの請求書作成に限界を感じたら…
「単価×数量」や「SUM関数」を組み合わせるだけで、請求書の自動計算は簡単にできます。さらにVLOOKUPやIF、SUMIFを使いこなせば、より高度な自動化が可能です。
しかし、「毎回関数を設定するのが面倒」「請求書の控えをファイルで管理するのが大変」と感じる方もいるかもしれません。
同じファイルをコピーして使い続けていると、関数が消えてしまうなどのトラブルも起こります。
もし、エクセルでの請求書管理に限界を感じたら、請求書管理に特化したサービスを検討してみるのも一つの手です。

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無料トライアル中です。「注文書」を作成してみましたが、作成した帳票のダウンロードはどのようにしたら出来ますか?
回答注文書一覧にて、該当の「注文書」のチェックボックスをチェック、画面上部の[ 出力・送信 ]ボタンをクリック頂くと、送信・出力のポップアップ画面が表示されます。
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お問合せ内容(リフォーム業 /不明 / 無料トライアル中 )会計ソフトfreeとの連携はありますか?回答
会計ソフトへの連携は、CSVファイルで連携が可能です。
各一覧画面よりデータをCSV出力できるようになっておりますので、そちらを活用していただければと思います。
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会計ソフトとの連携について
(建設・コンサルト業 / 無料トライアル中 )freeeとの連携はどのようにするのでしょうか?回答CSVファイルでデータをエクスポートし、CSVファイルをfreee側にインポートする流れです。
SpreadOfficeでのエクスポートの手順は以下となります。
<手順> メニュー「集計」→「入金・出金集計」画面の「経理連携用 CSV(入金)」「経理連携用 CSV(出金)」ボタンをクリックしCSVファイルをダウンロードしてください。
※帳票の消込対応が完了してないと、CSVファイルにデータとして反映しません。ご注意下さい。
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(IT・システム開発業 /社員数 100人以上/ 登録前 )現在、請求業務についてシステム導入の検討中です。貴社のサービスについての資料を頂きたいです。
回答「SpreadOffice」の資料を送付致します。ご検討下さいませ。
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セキュリティについて
(IT・システム開発業 /社員数 100人以上/登録前 )システムのセキュリティ対策等について詳しく教えてもらいたいです。
回答セキュリティ対策をご確認ください。
別途ご要望に応じて、「スタンダードプラン」で提供している【不正ログインロック機能】【IPアドレス制限機能】の利用も可能です。
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帳票の送付について
(IT・システム開発業 /社員数 100人以上/ 登録前 )請求書を作成し送付する際、請求書以外の書類データを一緒にメールで送信可能でしょうか?
回答はい、可能です。
書類データを、請求書の「関連ファイル」としてアップすると、請求書を送付する際に添付データとして選択が可能です。
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帳票について
(製造業 / 社員数 100人以上/メール / 無料トライアル中)注文書の作成で困っていることがありお伺いしたいです。
仕入先詳細に登録した情報を、注文書作成の際に表示したいです。可能でしょうか?
具体的には、注文書に各社の支払条件(例 50万未満:振込 50万以上:100日でんさい)を入力したいです。例えば、注文書の項目はこのままで、注文書作成の画面上に(右側の社内情報など)登録した支払条件が表示されたらコピーして備考欄に貼り付けるなど出来ればと考えています。
回答2案、ご案内させて頂きます。
案1)仕入先様すべて、同じ文章を記載の場合は、帳票の備考欄にデフォルトで登録する方法がございます。
<手順>メニュー[ 自社情報 ]内の[ 初期値設定 ]タブ内で下記、設定保存頂くと帳票に反映されます。
「発注」・「備考欄」をプルダウンで選択、空欄に文言入力 → [ 保存 ]
案2)あるいは、仕入先様毎により支払条件が異なるということでしょうか?
その場合、ご連絡いただいた内容ですと、【カスタマイズ対応】(有償)になります。
※カスタマイズ対応は、「スタンダードプラン」のみでのサービス内容となります。
「スタンダードプラン」のプラン契約が必須となります。
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請求書について
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+マークより担当者を追加できます。お試しください。 -
支払いについて
(IT・システム開発業 /社員数 不明/ 登録済 )支払方法を請求書払いからクレジットカード払いに変更できますか?
回答左メニュー[プラン設定]よりクレジットカード登録を行っていただくと、クレジットカードのお支払に変更できます。
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(製造業 /社員数 不明/登録済 )ユーザー設定で「登録者名」と「印鑑名」が一致しなかったので、ユーザーを削除し再登録しました。「メールアドレスが既に使われています」というエラーが表示され保存出来ません。登録方法を教えて下さい。
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