ビジネスで、取引先へ仕事や品物を依頼したい。必要なものを発注(注文)して取りそろえることによって、自分の仕事を次の段階へと進めることができるのですから、発注(注文)は、ビジネスの流れの中の、大事な「素材」の一つに当たります。発注、受注がなくては、ビジネスはまったく成り立ちません。
テレワークが当たり前となり副業や個人事業でのお仕事が増えてきております。口約束ではなく、ビジネスとして仕事として行っていく場合、非常に重要なやり取りになります。
では、この発注の処理は、具体的にどのような形をとるのがいいのか、少々、立ち止まって見てみましょう。
ところで、発注(注文)書とは?
あらかじめ、取引先に提示された見積書を踏まえて、仕事や品物を注文するために作成し、提出する文書が発注(注文)書です。ちなみに、発注書、注文書、どちらであっても、特に大きな違いはなく、問題ありません。
発注(注文)書のルールとは?
発注書は簡易契約書でもあるので、確かに取引が成立した証になります。 発注書には、誰が、誰に対して、いつ、何を、一ついくらの物を、どのくらいの量、いくらで、どこにどのように納めるのか、また、支払いはどのようにするのか、ということを明確に記載しておく必要があるのです。
もしも発注書がなかったら?
ところで、A氏は事業に必要な材料を、B社から買い入れることにしました。電話で材料について問い合わせたところ、B社の担当者が快い対応をしてくれました。A氏は、すっかり安心しきって、全ての注文を口頭で済ませました。
発注書の作成が頭をよぎらなかったわけではありませんでしたが、文書を作成し、承認を得て、発送してという手間が多大に思えて、それより何より、一刻も早く発注をして品物を取り寄せたかったのです。
A氏が指定した納品日、一向にB社からの品物が到着しません。
業を煮やし、A氏はB社に問い合わせます。発注の応対をしたB社のあの担当者は不在で、先方となかなか話が通じません。翌日、ようやく品物が納品されました。しかし、注文よりも数が多く、種類も違っています。
食い違いばかりですが、先方の間違いを指摘できる書類もないため、B社は修正に難色を示し、A氏は大きな疲労を感じました。そういえば、発注書を作成して発送する前段階となる見積書も、文書の形で受け取っていなかった、とA氏は今更ながらため息をつきました。
スプレッドオフィスの発注(注文)書とは?
発注書がなければ、発注側と受注側との明確な仕事の証拠がありません。
そこには、あらゆるトラブルが生じてもおかしくはないのです。 発注書の重要性は十分に承知しているが、わざわざ文書を作成して時間をかけたくない。
そのような場合は、スプレッドオフィスの発注書をご活用ください。
手順として、まずはスプレッドオフィスのマスタ情報、会社情報や顧客マスタなどの登録をしておきます。この初期設定が済ませてあれば、あとは発注書のデータを作成するだけです。
スプレッドオフィスの場合、一般的な発注書として必要となる項目はすべて網羅されているので、画面に沿って入力していくだけの操作です。
作成が終わったら、ExcelもしくはPDFの形式を選択して、ファイルの出力か、メールの送信をすることができます。
発注という処理一つで、不要なトラブルに巻き込まれないためにも、信頼の証となる発注書を、ぜひ用意しておきたいですね。
発注(注文)業務だけでなくビジネスの管理を行う
発注(注文)書のやり取りをエクセルやシステムで行ったとして、そこで業務が繋がらなければ効率の悪い管理となります。
例えば、見積書を作成しそのデータを活かし受注業務を行う、そして取引先から発注(注文)書を頂く(※注文請書という形で頂きます。)他社に仕事を依頼するなら受注情報から発注(注文)を行う。そして、業務が完了したら取引先へ請求書を作成して送付する。
仕事として必要な最低限の機能をスプレッドオフィスでは提供しております。個別のクラウドシステムを複数導入するよりも安価でご利用出来る為、是非お試し頂ければと思います。
出力送信できる帳票の一覧
スプレッドオフィスをご利用頂くと以下帳票を作成出力送信することが出来ます。担当印や社判を入れてお送りすることが出来ますし、2023年からのインボイス(INVOICE)制度にも対応しております。見積情報から受注情報、発注情報から請求まで全て通して管理できる業務帳票クラウドをご検討ください。
- 見積書
- 注文書
- 請求書+売上伝票
- 注文請書
- 納品書
- 検収書
- 注文書(返信用)
- 検収書(依頼用)
- 注文請書(返信用)
- 納品書(返信用)