「見積書や請求書を作るたびに、過去のデータを毎回探してコピペしている」 「担当者によって商品名の書き方がバラバラで、社内の集計や原価計算が狂ってしまう……」
多くの企業で、見積書や請求書の作成は「手入力」や「過去のデータのコピペ」で行われています。しかし、会社規模が大きくなり、扱う品目やサービスが増えてくると、この手作業が原因で「事務作業が全く終わらない」「古い単価で請求してしまい損失が出た」という深刻なトラブルを招きがちです。
こうした問題を一発で解決するのが「商品マスタ(商品台帳)」の構築です。
本記事では、大企業やECサイト向けの定義ではなく、中小企業やBtoBビジネスの現場で本当に役立つ「見積・原価・発注までがすべて連動し、現場の事務作業を激減させる商品マスタの魅力と作り方」をわかりやすく解説します。
そもそも商品マスタとは?登録する目的と2つの基本メリット
商品マスタとは、自社が販売する製品やサービスの名前、コード、価格などの基本情報を一元管理するデータベース(台帳)のことです。
「うちは形のあるモノを売っていないからマスタは不要」
「案件ごとに仕様が変わるからエクセルで手入力した方が早い」と考えがちですが、それは誤解です。
形のないサービス業やIT受託、建設・設備業などであっても、商品マスタを整備することには非常に大きなメリットがあります。
メリット①:表記ゆれ・打ち間違いを防ぎ、社内データを標準化する
スタッフが個々にエクセルで見積書を作っていると、「同じサービスなのに人によって品名が少しずつ違う(表記ゆれ)」「古い単価のままお客様に提示してしまった」というミスがどうしても発生します。 商品マスタから共通のデータを呼び出すようにすれば、社内全体の表記や単価が100%統一され、請求漏れや売上集計の狂いが完全にゼロになります。
メリット②:見積・請求書の発行スピードが劇的にアップする
毎回「過去の似たような案件のエクセルファイル」を探し回る必要はなくなります。マスタから該当する商品を選ぶだけで、品名・単位・単価がパッと一瞬で画面に入力されるため、書類作成にかかる時間は10分の1に短縮されます。
一般的な「請求ソフト」のマスタ管理に潜む盲点
マスタ管理のほとんどは「売価(お客様へ請求する金額)を記録する」機能が多いです。
売上と同じくらい管理しなければならないのが「原価(仕入値や外注費)」です。 売価だけをマスタ化して原価をエクセルで別管理していると、結局は「売上に対して、原価がいくらかかったのか(粗利)」を計算するために二重のデータ突合作業が発生し、どんぶり勘定から抜け出すことができません。
「売価」と「原価」が完全連動!SpreadOfficeの原価連動型マスタが選ばれる理由
受発注・請求管理システム「SpreadOffice」の商品マスタは、「会社の利益(粗利)を確実に守るための経営データベース」として機能します。
現場の担当者が「一度使ったらエクセルに戻れなくなる」と絶賛する、SpreadOfficeならではの魅力をご紹介します。
1つの商品に「売価」と「原価」をセットで登録できる
SpreadOfficeでは、商品名や売価(単価)を登録する画面のすぐ下に、その商品にかかる「原価入力エリア」が用意されています。 「このサービス(売価20万円)を提供するのに、外注費(原価10万円)がかかる」といった、売価と原価のセット管理が1つのマスタ内で完結します。
原価は複数紐づけることも可能なため、複数の仕入先がある場合でも柔軟に対応できます。
見積画面で選ぶだけで「原価」まで自動引き当て
見積書を作る際、「商品検索」ボタンからマスタを選ぶと、画面上の明細に売価が入力されると同時に、「原価」タブにも登録しておいた原価情報が自動的に展開されます。 これにより、意識せずとも、システムが自動的に粗利(利益)をリアルタイムに計算してくれます。
受注したら仕入先への「発注書」をワンクリック生成
マスタに原価と仕入先会社名を登録しておく最大のメリットがこれです。 案件の受注が確定したら、マスタから引き当てられた原価情報をもとに、仕入先ごとの「発注書(注文書)」をワンクリックで自動作成できます。購買部門への転記や、手動での発注書作成の手間がすべて吹き飛びます。
顧客別・仕入先別の「個別単価・仕切値」にも対応
「お付き合いの長さによって、同じ商品でも顧客ごとに提示する単価(売価)を変えている」 「仕入先ごとに、仕切値(原価)が異なる」 こうした複雑なビジネス実務にも、SpreadOfficeのマスタは標準で対応しています。顧客ごとの単価を設定しておけば、見積作成時にその顧客を選ぶだけで自動的に最適な単価が呼び出されるため、エクセルファイルを顧客ごとに分ける必要がなくなります。
面倒な登録も一瞬!最大1000行の「CSVインポート」で今すぐ始められる
「マスタの魅力はわかったけれど、今さら何百件もある商品を1から手入力するのは面倒くさい……」という方もご安心ください。
SpreadOfficeには、最大1000行まで一括で取り込める「CSVインポート機能」が搭載されています。 マニュアルに用意されている指定のExcelフォーマットをダウンロードし、そこに今お持ちの商品リストをコピペしてシステムにアップロードするだけで、一瞬にして完璧な商品マスタが構築できます。
一度マスタを整えてしまえば、明日からの見積・受注・発注・請求にまつわるすべての事務作業が、手入力から「選ぶだけのワンクリック作業」へと激変します。




